オーステッド、「世界で最もサステナブルなエネルギー企業」に選出
オーステッド(本社:デンマーク王国フレゼリシア)は、世界で最も影響力のあるサステナビリティ指標の一つであるコーポレート・ナイツ社のグローバル100インデックス(2024年度)にて、「世界で最も持続可能なエネルギー企業」に選出されました。今年は292社の発電会社の中から選出され1位となり、通算5回目の選出となります。 コーポレート・ナイツは、企業の持続可能性に関するパフォーマンスを、業界内外で比較し格付けを行っています。
かつては石炭火力に依存した企業であったオーステッドは、エネルギー業界で最も早くグリーン・エネルギーへの移行を達成しました。洋上風力発電のグローバル・リーダーとなったオーステッドは、サステナビリティを戦略の中核に据え、自然と社会の双方に利益をもたらす企業変革「グリーントランスフォーメーション」に取り組んでいます。
オーステッド社シニア・バイス・プレジデント兼グローバル・ステークホルダー・リレーション執行役員、イングリッド・ロイメルトのコメント:
「コーポレート・ナイツ社に世界で最もサステナブルなエネルギー企業として評価されたことを嬉しく思っています。サステナビリティに真剣に取り組むには、野心と徹底した努力、そして強力なパートナーシップが必要であり、今回の格付けは、グリーン・エネルギーだけで稼働する世界を創るという私たちの目標をさらに強化するものです。」
「COP28で世界の指導者たちは、2030年までに世界の再生可能エネルギー容量を3倍にすることに合意しました。これを実現するためには、これまでにないペースと規模で再生可能エネルギー事業を開発・建設する必要があります。サステナブルな事業を開発することは、地球環境にとって重要であると同時に、発電所を運営するために必要な許認可や合意を政府や社会から得るためにも欠かせません。2030年までに世界の再生可能エネルギー容量を3倍にするためには、地域社会の支持、サプライチェーンが抱える長期的なプレッシャーの軽減、また陸・海双方に開発可能エリアを拡大していく必要があります。」
グリーン・エネルギーの正しい開発に向けて
オーステッドは世界最大の洋上風力デベロッパーであり、現在は世界最大のポートフォリオとして8.9GWの発電所を運営しています。太陽光発電、陸上風力発電、洋上風力発電、再生可能水素・グリーン燃料プロジェクトなど、欧州、北米、アジアの3大陸で発電所の建設を進めており、グリーンエネルギーによって企業、家庭、自然へのプラス効果をもたらしています。
コーポレート・ナイツ社の格付けに直接関連する進捗状況としては、2022年に持続可能な収益シェアが66%から73%に増加し、CAPEXのサステナブル事業(コーポレート・ナイツ社の分類による)のシェアは99%と高水準を維持し、これはオーステッドがすべての投資を再生可能エネルギー・プロジェクトに割り当てることを反映しています。オーステッドは、2006年から2022年までにスコープ1-2の排出量を87%削減し、2024中に石炭を完全に廃止する予定です。私たちは2023年に気候変動アドボカシー・レポートを発表し、気候変動アドボカシーに関するベストプラクティスと透明性の確立に貢献しました。また、経営トップにおける人種や性別を含む多様性の向上も、格付けに反映されました。
グローバル100インデックスについて
コーポレート・ナイツ社のグローバル100インデックスは、世界で最も持続可能な企業100社の年間ランキングです。これらの企業は、企業のサステナビリティに関するパフォーマンスにおいて世界の上位1%を占めています。このランキングは、産業、金融、IT、消費者、ヘルスケアなど各業界を含む分野横断的なものです。
2024年のランキング調査にあたり、コーポレート・ナイツ社は6,733社を対象とし、最大25の定量的なKPIに基づき世界の同業他社と比較分析しました。
オーステッドは、2024年の グローバル100インデックスにおいて、世界で最もサステナブルなエネルギー企業として5度目のランクインを果たし、ランキング全体においては17位を獲得しました。2024年版方法論の全文はこちらをご覧ください。
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