オーステッド、Global Offshore Wind Allianceに加盟し、各国政府が洋上風力を最大限に利用できるように支援

オーステッドは、洋上風力発電の迅速な展開を支援し、グローバルなコミュニティを構築するため、エネルギー企業として初めてGlobal Offshore Wind Alliance(GOWA)に加盟しました。
GOWAは、洋上風力発電の展開を加速させるために、政府、民間企業、国際機関、その他のステークホルダーが結集した新しい世界的組織です。この同盟は、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、世界風力会議(GWEC)、デンマーク政府によって昨年のCOP27で発足しました。

オーステッドのグループ社長兼CEOであるマッズ・ニッパーは、次のように述べています。「GOWAは大きな可能性を秘めています。国や政府が洋上風力発電に関して学んだ知識やベストプラクティスを共有することで、必要とされる洋上風力発電所の世界規模の建設を加速させて貴重な時間を節約することができます。オーステッドは、GOWAに参加し、我々がもつ専門知識を共有することにより、政府が洋上風力発電所をより早く建設し、気候、自然、地域社会に多くの利益をもたらせるよう支援できることを嬉しく、誇りに思います」 

さらにニッパー氏は続けます。「洋上風力発電所は、建設するよりも計画に時間がかかることが多いのが現状です。政府と民間企業が協力して、規制環境を整え、許認可プロセスを合理化する必要があります。GOWAを通じて、私たちは洋上風力発電の展開を加速させ、新たな地域が良いスタートを切れるように支援することができます。業界の同業者もGOWAに参加し、学んだ知識を共有することをお勧めします」 

GOWA加盟国は、アイルランド、英国、オーストラリア、オランダ、コロンビア、スペイン、セントルシア、デンマーク、ドイツ、日本、ノルウェー、米国、ベルギー、ポルトガルで、今後さらに多くの国が加盟する予定です。

洋上風力発電の十分に発揮されていないポテンシャル
IEAとIRENAの予測によると、1.5℃シナリオを達成し、2050年までにネットゼロを達成するためには、2050年までに2,000GWの洋上風力発電設備が必要になるとされています。Global Wind Atlasに基づく世界銀行の分析によると、洋上風力資源は、世界で71,000GW以上が技術的に可能であるとされています。それにもかかわらず、2021年の世界の洋上風力発電の設置容量は57GWにとどまっています。

オーステッドは、GOWAに参加することで、2030年までに少なくとも380GWの発電容量をもつ洋上風力発電所を建設し、2030年から年間70GW以上の発電容量を増加させるという参加国の目標を達成するため、学んだ知識やベストプラクティスを参加国と共有することを目指します。

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オーステッド・ジャパン広報部

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