オーステッド再び-世界一持続可能なエネルギー供給会社として三年連続で受賞

コーポレートナイツ社は2021 Global 100 indexにてオーステッドを世界で最も持続可能なエネルギー供給会社に、そして世界の全業界の中で二番目に持続可能な企業として選出しました。再生可能エネルギーの大手企業が自身の変革から学んだことを共有します。
コーポレートナイツ社は2021 Global 100 indexにてオーステッドを世界で最も持続可能なエネルギー供給会社に、そして世界の全業界の中で二番目に持続可能な企業として選出しました。再生可能エネルギーの大手企業が自身の変革から学んだことを共有します。

コーポレートナイツ社は今年で17回目となるGlobal 100 indexの発表にてオーステッドを世界で最も持続可能なエネルギー供給会社として選出しました。三年連続で首位の座を獲得したことにより、オーステッドは環境に配慮した持続可能な企業の中でも世界的な先駆者としての地位をより一層確立しました。

オーステッドの新最高経営責任者マッズ・ニッパーは名声あるGlobal 100 indexで最高の栄誉を得た喜びのコメントをこのように残しています。

「私たちはGlobal 100 indexで好成績を収め続けられたことをとても嬉しく思っています。この結果は当社の『持続可能で収益性のある事業を推進しよう、世界中が再生可能エネルギーへ切り替えるきっかけになれるような仕事に専念しよう』という決意がもたらしたものです。」

さらにこう続けます。「2030年までに世界の温室効果ガスの排出量を半減させる必要があります。二酸化炭素排出のうちの75%はエネルギーの使用から発生しています。再生可能エネルギーへの移行は世界的に、速やかに、そして確実に行われるべきです。そのためには、企業も政治家もあえて身を乗り出して、再生可能エネルギーの構築を加速させるような、目先の方針を大胆に決断する必要があります。

オーステッドは今現在、世界最大級の再生可能エネルギー開発企業の一つです。当社は化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を急速に進めました。2025年にはカーボンニュートラルが達成できる見通しです。マッズ・ニッパーは、オーステッドの先駆者としての立ち位置にはオーステッドが自身の変革から学んだことを共有し、社会全体、全活動分野に再生可能エネルギーへの転換を訴えかけていくという責任が伴うと信じています。

「気候変動対策に貢献し、事業を継続するためには全企業がサステナブルなビジネスモデルへと移行しなければなりません。オーステッドの変革は誰もが模倣できるものではなく、当社の手法が合わない企業もあるでしょう。それでも、当社が変化しながら結果も出すにあたって学んだことや得た見識を全員で共有することで、環境に配慮した企業が増えるお役立ちが出来るはずです。」

オーステッドの経営陣が伝える学び
オーステッドがどのようにして再生可能エネルギーへの転換を実現したかについて撮影した動画では、当社の経営陣や主要な従業員が会社を抜本的に変えるにあたって行った決断やステップを説明しています。その決断に至った考えや持続可能な事業への転換に際して学んだことも伝えています。

このドキュメンタリーでは、オーステッド前CEOのヘンリク・ポールセン、CFOのマリアンヌ・ウィーンハルト、洋上風力発電部門担当CEOのマーティン・ニューバートの考えをご紹介しています。

また、今後発表するオーステッドのサステナビリティレポート2020では、当社が持続可能な事業に取り組むにあたって採用した戦略的アプローチを説明します。この目的は、持続可能性を中心に据えた戦略や事業運営を模索する企業・団体を応援することです。こちらのレポートは、2021年2月3日にorsted.com/sustainabilityにてダウンロードが可能になります。

目的と実利は両立可能である
オーステッドが自社のエネルギー発電と事業の脱炭素化に向けた意欲的な計画は、地球温暖化の進行を1.5℃以下に抑えるために必要な科学的根拠に沿ったものであり、当社が化石燃料からの転換を図り、二酸化炭素排出量をゼロにする世界初の大手エネルギー企業になるための指針です。この目的を目指しながらもオーステッドは株主に業界トップクラスの収益率を提供しており、2016年のIPO以来、時価総額は4倍以上になっています。

コーポレートナイツ社代表取締役トビー・ヒープス氏はこう語ります。「大手企業が飛躍的なスピードで収益を上げながら、化石燃料依存から再生可能エネルギーベースへと転換した実例を示すことにより、オーステッド社は世界で最も影響力のある持続可能なエネルギー供給会社としての地位を固めました。」

オーステッドが再生可能エネルギーに早期より注力したことにより、エネルギー市場の開拓が進み、大規模なグリーンエネルギーの需要が創出されました。洋上風力発電所のコストを削減することで、多くの国々では、今や洋上風力から得る電力が化石燃料から得る電力よりも安価となっています。陸上風力発電と太陽光発電も同様です。これは環境への配慮を加速させるための突破口であり、アメリカ、アジア、ヨーロッパのグリーンエネルギー市場の成長を促しました。

オーステッドは2019年、2020年、そして2021年にもGlobal 100 indexで世界一持続可能なエネルギー供給会社に選ばれるという栄誉を授かりました。また、2020年の世界ランキングでは全企業中1位に選ばれ、エネルギー供給会社としては初の総合1位を獲得しました。

オーステッドの変革とオーステッドのサステナビリティ目標とランキングについての詳細はリンク先をご覧ください。

第17回Global 100 indexとオーステッドの受賞に関する補足
  • カナダのトロントを拠点とする出版・調査会社コーポレートナイツ社は、10億米ドル以上の収益を上げている約8,000社の財務・持続可能性指標に関する公開データを分析しました。
  • コーポレートナイツ社によると、2021年のランキングでのオーステッドの好成績は、再生可能エネルギーから得られる企業収益のシェアに大きく影響されているといいます。同時に、二酸化炭素の絶対排出量を47%削減し、取水量を16%削減したことで、炭素生産性と水生産性が向上しました。
  • オーステッドの投資先はグリーンエネルギーのみであるため、「クリーンな設備投資」という指標でもエネルギー業界の中で突出しています。当社は納税率、役員の性別の多様性、従業員のための有給休暇などの指標でも良好な成績を収めています。
  • 世界の持続可能な企業を毎年100社選出するGlobal 100 indexは企業の持続可能性を測るものとして広く評価されている権威ある指標で、ダボスで開幕される世界経済フォーラムにて毎年発表されています。
  • コーポレートナイツ社によると、Global 100 indexに選出された企業は、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスの類似企業よりも事業が継続する傾向にあり、年率換算の純投資収益率も高いとのことです。< /li>

詳細については、下記までお問い合わせください。

オーステッド・ジャパン mkirt@orsted.com

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