オーステッド、商船三井と洋上風力分野で協業 アジア太平洋地区初の洋上風力専用作業船の用船契約を締結

洋上風力発電を世界でリードするオーステッドは、本日、株式会社商船三井と台湾企業のTa Tong Marine Group (TTM)との共同出資会社であるTa San Shang Marine Co. Ltd.(Ta San Shan社)との間でアジア太平洋地域初の洋上風力保守管理専用作業船(サービスオペレーションヴェッセル)の15年間の用船契約を締結しました。

洋上風力発電を世界でリードするオーステッドは、本日、株式会社商船三井と台湾企業のTa Tong Marine Group (TTM)との共同出資会社であるTa San Shang Marine Co. Ltd.(Ta San Shan社)との間でアジア太平洋地域初の洋上風力保守管理専用作業船(サービスオペレーションヴェッセル)の15年間の用船契約を締結しました。

今般Ta San Shan社が建造する作業船は、オーステッドが推進する台湾の彰化沿岸から35~60キロ離れたGreater Changhua(彰化)洋上風力発電事業の操業とメンテナンスのために活用されます。本契約は、今年3月に千葉県銚子沖の洋上風力発電事業のために設立した新会社に引き続き、オーステッドと日本企業の協業を推進するものです。

今回の契約締結によって、オーステッドはアジア太平洋地域にオーダーメードのサービスオペレーションヴェッセルを配備する世界初の洋上風力企業となり、世界市場で培った操業・メンテナンス分野での最先端の専門技術やノウハウを同地域にもたらします。また、本契約はオーステッドによる、現地サプライヤーとの協業を通じたアジア太平洋地域でのサプライチェーンの育成と構築への取り組みを体現しています。

オーステッドのアジア太平洋地域総裁・代表取締役であるマティアス・ボーセンウェインは、「今回の契約締結は現地サプライヤーと強固な協力関係を構築していく、という当社のコミットメントを示しています。オーステッドは、日本や台湾で洋上風力発電ファームを建設するだけでなく、協業を通じてこれら地域に於ける現地サプライヤーの洋上風力発電ビジネスへの参入を拡大し、日本と台湾だけでなくアジア太平洋地域全体において共に事業を展開したいと考えています」と述べています。

株式会社商船三井の野間康史 海洋事業部長は、「オーステッドが手掛けているGreater Changhuaプロジェクトでの操業メンテナンスに向けた初のサービスオペレーションヴェッセルの建設において、TTMやオーステッドと協業できることに期待感を持っています。これは当社の台湾における洋上風力発電分野でのプレゼンス向上にも寄与する、非常に重要なステップです」とコメントしています。

本サービスオペレーションヴェッセルは台湾海峡の厳しい自然環境に耐えられるように建造される初の作業船になり、海上における日々の操業・メンテナンスの作業能力と効率を最大化します。また、それによってより確実で効率的に発電タービンを稼働させることが可能になります。

また、設計において、海上で作業する技術者や作業船乗務員が快適で安全な環境で勤務できるよう、配慮します。技術者が作業船からタービンまで歩いて移動し作業ができるようにするための、最先端技術「モーション補正ギャングウェイ(Motion Compensated Gangway)」が投入される予定です。さらに、ダイナミック・ポジションングシステムを活用し、自動的に海上での作業船の位置を維持するほか、風による影響を最小化するための3Dモーション補正クレーンを搭載するなど、技術者が安全にメンテナンス作業を実施できる環境を用意します。そのほか、故郷から離れて勤務する技術者たちのために、作業船には心地よい個室、レクリエーションラウンジエリア、フィットネス施設、ヘルシーなケータリングサービスなどが設置されます。

さらに、環境負荷の軽減に配慮し、化石燃料による二酸化炭素排出を削減するために船体のデザインを最適化し、ハイブリッドバッテリーを搭載するほか、操業に際して一切化石燃料を使用しない将来技術の採用も視野に入れた設計とする予定です。

本サービスオペレーションヴェッセルは、台中港を根拠地とし、2022年初頭の完成を目指して建造されます。台中港には、Greater Changhua洋上風力発電ファームで活用するための、オーステッドの世界最高品質の操業メンテナンス設備が設置される計画です。

 

オーステッドメディアリレーション担当
Rachel Chan
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