気候変動対策のため、私たちと共に行動をおこしてみませんか 


オーステッドはコーポレート・ナイツ社が毎年発表し、企業の持続可能性を測る指標として世界的にも信頼されている「グローバル100インデックス」に、世界で最も持続可能なエネルギー企業としてランクインしています。 


当社はこれまで、世界の気温上昇を1.5℃までに抑えるため、さまざまな努力を続けてきました。その学びと知見を生かし、政府や企業が二酸化炭素排出量を削減するための道のりをサポートしたいと考えています。

18.01.2022

候変動対策を先送りにできないことは、誰の目から見ても明らかです。コストも現実的で、地球規模でグリーンな社会への変革を進めるためのテクノロジーもすでに存在します。気候変動対策への取り組みをリードする立場にある政府や企業は、排出量を削減するため、より大胆な行動をとる必要があります。 

オーステッドは、2040年までにバリューチェーン全体で二酸化炭素の排出量と吸収量が同等の「ネットゼロ・エミッション」達成を目指しています。また、他の企業にとっても模範となるようなインパクトのある行動を起こし、皆さまと共に、より明るい未来を創っていきたいと考えています。 

世界で最も持続可能なエネルギー企業であるオーステッドから、2022年に気候変動対策を推し進めるためのご提案をご紹介します。 


アクションプランを見る  

*一部のリンク先文書は英語のみのコンテンツです。 

「企業の」変革から、「私の・あなたの」変革へ  


気候変動によって引き起こされる大規模な災害を防ぐには、2030年までに世界の炭素排出量を少なくとも半減させる必要があることが、科学的に言われています。それにもかかわらず、排出量は年々増加し続けています。 

エネルギー産業は、すべての二酸化炭素排出量の73%を占めています。そのため、気候変動と戦うには、化石燃料を再生可能エネルギーで置き換えることが重要です。 

当社は、この10年足らずの間に、化石燃料を扱うエネルギーを中核的事業とする、ヨーロッパで最も二酸化炭素排出量の多い企業の一社から、世界で最も持続可能なエネルギー企業への変革を実現させました。そして今、私たちは、この経験と知見を生かし、政府や企業の皆さまのお手伝いをしたいと考えています。 

当社ビジョン:グリーン・エネルギーだけで稼働する世界を創る。 

オーステッド=気候変動対策とグリーン・エネルギーのパートナー

オーステッドは地球がより良い未来へと向かうために、たゆまぬ努力を続けています。

目標は、2025年までに発電事業カーボン・ニュートラルを実現することそして、なる目標はサプライチェーン全体の脱炭素化です。

また当社は、バリューチェーン全体科学的実証に基づくネットゼロの目標を適用させた世界初のエネルギー企業でもあります。

さらに、遅くとも2030年以降に当社が組む全ての再生可能エネルギープロジェクトにおいて、生物多様性に与えるインパクトをネットポジティブとする(全体でマイナスとプラスの影響の差引きゼロ)ことを約束します。

洋上風力のグローバル・リーダーとして、私たちは世界のさまざまな場所で新しい再生可能エネルギーソリューションを開拓しています。グローバル・ナイツのランキングでは、2019以降世界で最も持続可能なエネルギー企業の座に輝き続けています。

気候変動対策は、私たちにとって、今すぐまた何よりも優先して取組む課題です。あなた同じ価値観を共有しているのであれば、行動を起こし、一緒により良い世界を創っていきましょう

 

FAQ
  • 世界で最も持続可能なエネルギー企業である、オーステッドの特徴とは? 

    Ørstedは、2019年、2020年、2021年、2022年と4年連続でカナダの投資調査会社コーポレート・ナイツ社が評価・選定する「世界で最も持続可能な100社  - グローバル 100インデックス」にランクインしました。 

    2022年は総合的な視点から評価され、業種の垣根を超えた総合評価でも、世界で7番目に持続可能な企業であると評価されました。2020年には、グローバル100インデックスの首位の座を獲得、エネルギー企業としては初めて世界で<最も>持続可能な企業に選ばれました。 

    コーポレート・ナイツ社によると、2022年度ランキングでは、当社の事業・行動において以下の点が評価されています(評価にはオーステッドの2020年度実績が用いられています)。 

    • 収益に占める再生可能エネルギーの割合(69%)が高いこと。
    • 温室効果ガス排出量において、スコープ1と2(事業者自らの事業による直接排出と他社から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う間接排出)の排出強度(gCO2e/kWh)を11%削減し、気候変動対策における様々なアクションを継続していること。
    • グリーン・エネルギーに限定して投資していること – オーステッドは2020から2027年の間に再生可能エネルギーに3500億デンマーク・クローネを投資する計画です。
    • 納税率、サステナビリティ実績と役員の成果報酬のひもづけ、従業員の有給・傷病休暇取得率、安全・安心に関する全体的な高評価。 
  • コーポレート・ナイツ(Corporate Knights)とは何ですか?

    コーポレート・ナイツ社は、世界で最も持続可能な企業100社を格付けしています。このランキングは産業、金融、IT、消費者、ヘルスケアなど各産業を対象とし、選ばれた企業は、企業の持続可能性に関わる事業分野の実績で、世界の上位1%を占めています。 

    2022年の「グローバル100インデックス」で     は、売上高10億米ドル以上の6,900社以上の企業を対象に、炭素と水の生産性、温室効果ガス排出実績、納税率、取締役会の男女比・多様性などの項目を厳密に評価しています。 

    審査・査定では、評価対象企業の1%強を占めるグローバル100社の財務実績と企業寿命を、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(以下MSCI ACWI)と比較しています。 

    こうした中、コーポレート・ナイツ社は、「グローバル100インデックス」の分析から「サステナビリティにおける企業業績は、投資家への同等、あるいはより多くの投資リターンと、企業の寿命を延ばすことにつながっているという事象をあらためて裏付ける内容となった」と発表しています。また、インデックスにランキングされた企業は、CEOと従業員の平均給与の差、取締役会のジェンダー多様性、公正な納税、その他ランキングに反映されるさまざまな評価ポイントにおいて、一貫してMSCI ACWI 登録企業を上回るパフォーマンスを示した、としています。 

     

  • コーポレート・ナイツ(Corporate Knights)はどのような指標で「グローバルインデックス100」を選出しているのですか?
    コーポレート・ナイツは、世界で最も持続可能な企業100社を格付けしています。、このランキングは、産業、金融、IT、消費者、ヘルスケアの各部門を対象としており、これらの企業は、企業の持続可能性に関するパフォーマンスにおいて、世界の上位1%を占めています。
    コーポレート・ナイツは、「グローバルインデックス100 2021」の指標として、売上高10億米ドル以上の7,300社以上の企業を対象に、炭素と水の生産性、排出実績、納税率、役員のジェンダー・ダイバーシティなどのパラメータを厳密に評価しました。
    この分析では、評価対象企業の1%強を占めるグローバル100社の財務実績と企業寿命を、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスと比較しました。
    彼らによると、「グローバルインデックス100」は、持続可能な企業業績は、投資家への同等以上のリターンと、企業の長寿命化につながっている、という説明を裏付けるものです。また、CEOと平均労働者の給与比率、取締役会のジェンダー・ダイバーシティ、公正な税金の支払い、その他ランキングに反映されるさまざまな指標において、MSCI ACWI社を常に上回っているとしています。
  • ビジネスにおけるサステナビリティの重要性とは何ですか?

    企業のサステナビリティと気候変動対策は、アクティビストによる行動、挑戦をいとわない政治家、大胆なビジネスリーダーたちによって、世界的なニーズとして浮き彫りにされています。今後もより一層、消費者意識や特定のブランドへの帰属意識=ロイヤルティを左右する目安となるでしょう。 

    世界が気候変動によるいわば緊急事態にある中で、企業はその存在意義が問われ、より持続可能なビジネスの在り方を模索する必要に迫られています。地域の環境、社会、経済に、どのような長期的な影響を与えるのかを考え、自社のビジネスが地域経済に対して、いかに実体のあるポジティブな貢献ができるかが問われています。 

    事業における持続可能性は、企業にとって道徳的な義務であることはもちろんですが、同時にまた、優れたビジネス手法でもあります。環境に配慮すること=よりグリーンなビジネスへと変化することは、他社と競争する上での差別化要因にもなり、その企業がビジネスを継続していく上で鍵となります。二酸化炭素の排出削減を経営戦略に組み込んでいる企業は、より収益性が高く、長期的に持続可能な企業となるポテンシャルがあります。また、投資先企業が環境・気候変動に与えるインパクトをより詳しく知りたがっている投資家にとっても、魅力的な企業となる可能性があります。 

    ビジネスモデルを変革することには一定のコストがかかるかもしれませんが、実は行動を起こさないことによるコストのほうがはるかに大きいのです。世界は、気候変動に対して<今>行動を起こす必要があり、その中で企業は大きな変革の担い手となっていくべきです。 

    「持続可能性と経済的な価値の創出は、長期的には両立可能であると確信しています」 - オーステッドCEO マッズ・ニッパー 

    オーステッドのサステナビリティ評価と報告書はこちら